病気で退職する場合、離職理由はどのように扱われるのでしょうか?
- 会社が原因でうつ病
- 過労で脳梗塞
- ストレスで睡眠障害
自分から退職を切り出す以上「自己都合」なのか、それとも会社が原因なので「会社都合」としてもらえるんでしょうか?
このページでは「病気で退職する場合の扱い」について紹介します。
病気で退職する場合の扱い
結論から言うと、病気で自主的にやめる場合は「自己都合」になります。
ただし、「特定理由離職者」として特別な扱いを認められる可能性が高いでしょう。
必要な被保険者期間 | 給付制限 | 給付日数延長 | |
---|---|---|---|
特定資格受給者 | 6ヶ月以上 | なし | あり |
特定理由離職者 | 6ヶ月以上 | なし | あり |
受給資格者 | 12ヶ月以上 | なし | なし |
自己都合都合退職者 | 12ヶ月以上 | あり | なし |
「特定理由離職者」は会社都合でやめた人(特定資格受給者)と同様に扱われます。
失業保険をもらえるまでかかる期間が会社都合でやめた人(特定資格受給者)と同じになるということですね。
ただし、特定理由離職者でも失業保険をすぐにもらえるとは限らない
給付制限がないので一見すると特定理由者はすぐに失業保険をもらえるようにみえます。
しかし、病気の場合は働けません。働けない場合はどうなるかというと、病気が治って就職活動を始めるまでは失業保険がもらえないんですね。
失業保険には「有効期限」があります。手続きをして一定期間延長しましょう。
参考失業保険を受給できる場合について確認しよう
参考失業保険にはもらえる「有効期限」がある
参考【病気・妊娠・出産・介護】失業保険の受給期間を延長しよう
まとめ
病気によって退職した場合は早めに延長手続きをしましょう。