妊娠や出産で退職をしたけれど失業保険はもらいたいと思っていませんか?
このページでは「妊娠出産を期に会社を辞めた場合は失業保険がもらえるかどうか」について紹介します。
【この記事のもくじ】
妊娠出産を期に会社を辞めた場合は失業保険がもらえるかどうか
すぐに働くことができないと失業の状態ではない
失業保険をもらうには「失業の状態」にあることが必要です。
この失業の状態とは「就職する意思があっていつでも働けるけれども就職できていない状態」のこと。
ところが、妊娠中はすぐに働くことができません。つまり、失業保険の受給資格を見てみると「失業の状態」という条件を満たしていないように見えます。
ただし、被保険者期間を満たしていれば権利はある
では、失業保険はあきらめなければいけないのかというと必ずしもあきらめる必要はありません。
被保険者期間の要件をクリアしていれば失業保険の権利を失わずに済みます。
失業保険の申し込みを延長することで対応
実は妊娠や出産などの場合はハローワークに行って手続きをすれば期間を延長が可能なんですね。
ポイントは離職をした次の日から30日経った日から1ヶ月以内にハローワークに行くこと。
失業保険には1年間といつ受給期間がありますから、手続きを忘れると失効してしまいます。
参考【病気・妊娠・出産・介護】失業保険の受給期間を延長しよう
いくらくらいもらえるのか
年齢や働いていた期間によっても変わりますが、通常は数十万円程度になります。