失業保険の基礎知識

離職票に記載される「自己都合退職」と「会社都合退職」の違いとは?

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離職票に書かれている「離職理由」の欄は確認しましたか?

  • 自己都合退職
  • 会社都合退職

離職理由によって受け取ることができる「期間」や「時期」に差が出るんですね。

このページでは「退職理由による違い」について紹介します。

退職の理由

自己都合退職

自分の意思で会社を辞めたときは『自己都合退職』として扱われます。

自己都合退職の例

  • 自分で辞表を出して辞めた

会社都合退職

自分の意思とは別の理由で会社を辞めたときは『会社都合退職』として扱われます。

会社都合退職の例

  • 会社が倒産
  • 会社に解雇された

両方のちがい

自己都合退職と会社都合退職では「給付日数」と「給付開始時期」が違います。

自己都合退職

  • 給付日数:90日~150日
  • 給付制限期間:あり

会社都合退職

  • 給付日数:90日~330日
  • 給付制限期間:なし

比較すると会社都合退職の有利なことがわかりますね。

自分から辞めるということは退職後の準備もできており、ある程度自力での生活が可能とみなされるんですね。

一方、会社都合退職は十分な退職準備ができていないという観点から配慮がなされています。

給付日数

自己都合退職の給付日数

給付期間は退職するまでに雇用保険に入っていた期間によって3つに分けられています。

雇用保険の加入期間10年未満10年以上
20年未満
20年以上
給付日数90日120日150日

会社都合退職の給付日数

会社都合の場合は雇用保険に入っていた期間退職時の年齢をもとに計算されます。

雇用保険の加入期間1年未満1年以上
5年未満
5年以上
10年未満
10年以上
20年未満
20年以上
退職時の年齢30歳未満90日90日120日180日
30歳以上
35歳未満
90日90日180日210日240日
35歳以上
45歳未満
90日90日180日240日270日
45歳以上
60歳未満
90日180日240日270日330日
60歳以上
65歳未満
90日150日180日210日240日

給付開始時期のちがい

自己都合退職には給付制限期間がある

自己都合退職には3ヶ月の「給付制限期間」があります。

これは失業してからすぐに失業保険の給付を申し込んだとしても3ヶ月間は受け取ることができないということ。

副業をしていない限りはしばらく無収入で生活をすることを覚悟しなければなりません。就職が決まらない場合は3~4ヶ月の間収入がなくなることも考えられます。

参考「給付制限期間」ってなに?

会社都合退職は給付制限期間がない

会社都合で退職した場合は「給付制限期間」がありません。

「待期期間」が終わると、失業保険の給付を申し込んでから約1ヶ月ほどで失業保険が給付されます。

参考「待期期間」ってなに?

まとめ

以上のように退職の理由は重要な意味を持っているんですね。しっかり理解しておきましょう。

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