認定日の就職活動報告はどのように行うのでしょうか?
ハローワークに行って失業認定申告書で報告をする必要があります。
このページでは「失業認定申告書」について紹介します。
【この記事のもくじ】
失業認定申告書
これが「失業認定申告書」です。
就職活動の報告と言っても面談というわけではなく、書類を提出する形式となっているんですね。チェックしてOKなら失業保険が振り込まれる仕組みです。
- 応募した会社名
- 応募日
- 応募方法
などの情報を書いて提出します。
なお、失業保険の振込みは失業認定申告書の申告内容をハローワークがチェックしてからになります。
この書類に書いてあることが本当かどうかはハローワークから応募先の企業に連絡が行くこともあります。嘘を書くのはやめましょう。不正が発覚したら失業保険をもらえなくなるのはもちろん返還することになります。
報告する内容
報告する内容は次のようなものです。
求職活動をしたか
求職活動は、原則2回以上することが条件なので最低2回は必要です。
面接に行く前の履歴書を送る段階でも求職活動とみなされます。認定されるためには積極的に求職をしていることが重要なので、まずは履歴書を書きはじめるのがよいと思います。
求職活動した日
何月何日に求職活動したかですね。
求職活動として書けるのは「認定日の前日」までの活動です。認定日に行った就職活動は求職活動実績とはみなされません。
正確に言うと認定日の求職活動実績は次回の認定日であれば実績として使えます。
例えば、認定日に窓口で失業認定申告書を提出した後に求人情報端末で検索した場合、次回の認定日には求職活動実績として書くことができます。
利用した機関
ハローワークで紹介してもらったのか、それとも民間の職業紹介会社で紹介してもらったのか等です。
仕事の紹介はハローワークの他にも「転職エージェント」などで行われています。
求職活動の内容
- 求人の閲覧
- 求人の紹介
- 職業相談
企業に応募したとき以外の活動を書きます。(応募した時の欄は別にあります。)
応募した会社の名前
- 電話番号
- 担当部署
- 担当者
わかれば記入するようになっています。
応募した日
何月何日に応募したかですね。
応募した方法
- 電話
- 履歴書送付
- インターネット
などです。
応募した職種
そのまま職種ですね。
応募したきっかけ
- 知人の紹介
- 広告
- 情報誌
- インターネット
応募の結果
- 採用
- 採用待ち
- 不採用
- 結果待ち
- 辞退
認定日までに働いたかどうか
認定日までの間にアルバイトや内職などで働いた場合には報告する義務が発生します。ボランティアや手伝いで収入がなかったとしても報告しなければなりません。
「働いた時間」や「収入額」は失業保険のもらえる額に影響します。
ただし、必ずしも減額されるわけではなくて、長時間働いた日の分は最終の認定期間まで後回しになるだけのことが多いです。
就職が決まっていなくても就職したのと同じレベルで働いていたとしたら、就職したとみなされて失業保険がもらえなくなることもあります。
署名
署名欄にはハンコを押すところがあります。ハローワークに行ってから失業認定申告書の記入をする場合は印鑑を忘れずに持って行きましょう。