失業保険をもらうには認定日にハローワークに行き、求職活動実績を記入した上で『失業認定申告書』を提出します。
求職活動回数実績が2回以上必要ですが、どういった活動が求職活動として扱ってもらえるのでしょうか?
このページでは「求職活動として認められる実績」について紹介します。
【この記事のもくじ】
求職活動として認められる実績
①求人に応募する
もっとも一般的な方法は履歴書を書いて企業に応募してみることです。
仮に面接まで辿り着けなくても1回の求職活動実績として認めてもらえます。
(面接までたどり着いて、不採用だった場合も1回です。)
②ハローワークの求人情報端末で検索する
ハローワークにあるパソコン(求人情報端末)を使うことも実績として認められます。
ただし、この方法は簡単にできてしまうため各地域の雇用情勢に応じて基準が設けられています。
- 1回としてカウントしない
- 初回だけは実績として認め、2回目以降は実績としてカウントしない
- 認定期間ごとに1回までは実績として認める
このあたりの基準は、ハローワークで聞くのが確実です。
就職活動実績としてハンコをもらう
検索が終わった後は実績として認めてもらうために受付でハンコを貰うのを忘れないようにしましょう。
③ハローワークの窓口で職業相談をする
職業相談も就職活動の実績としてカウントされます。
- どんな職業が向いているか
- この求人票の内容を説明してほしい
などが職業相談です。
④雇用保険説明会に参加する
雇用保険説明会は失業保険の手続き後にある説明会です。
失業保険をもらう場合は必ず参加するものですが1回としてカウントされます。
⑤就職フェアに参加する
大きなホールなどを貸し切って様々な企業が合同で説明会をするイベントがときどき開催されていますよね。こうしたフェアに参加することも1回としてカウントされます。
DODAは頻繁に転職フェアを開催しています。
参考DODA
⑥セミナーを受ける
公的機関で就職に関するセミナーが行われていることがあります。
ハローワークでもセミナー情報のポスターが貼ってあるはずです。
- 自己分析の方法セミナー
- 応募書類の書き方セミナー
- 面接の受け方セミナー
ぜひ、受けてみましょう。
⑦職業訓練を受ける
職業訓練を受けると就職活動をするのが難しくなるため求職活動実績は免除になります。
⑧資格試験や検定を受ける
どんな試験でも良いというわけではありませんが、再就職につながるような国家試験や検定を受ければ求職活動実績として認められます。
TOEICのような試験でも認められる場合があるようですが、ハローワークによって判断が違います。確認したほうが良いでしょう。
参考ケイコとマナブ(医療事務)
参考ケイコとマナブ(整体・ボディケア)
参考ケイコとマナブ(心理学)
参考ケイコとマナブ(ネイリスト)
参考ケイコとマナブ(介護職員初任者研修・ホームヘルパー)
まとめ
求職活動として認められるパターンは思ったより多いんじゃないでしょうか?
企業に応募するだけが求職活動ではありません。
焦らずに就職先を探したいあなたはいろいろ組み合わせて就職活動を進めましょう。